コンセントの修理は自分でできる?依頼先や費用まで紹介!

コンセントの修理は自分でできる?依頼先や費用まで紹介!

本コラムの見出し

私たちの生活に電化製品は欠かせませんよね。ライトや冷蔵庫、洗濯機など、日々の暮らしを支える存在です。その暮らしを支える電化製品に必要なのが、コンセントです。

コンセントがなければ、電化製品は動きません。ではもしも、コンセントが故障し修理が必要となったときは、私たちはどのようにすれば良いのでしょうか。

この記事ではコンセントの修理方法を紹介します。コンセントの修理は自分でできるのか、それとも業者に依頼するべきなのかについても触れているので、ぜひ参考にしてください。

コンセントを修理しなければいけない状況とは?

コンセントを修理しなければいけない状況とは?

コンセントの修理が必要な状況とはどのような状態を指すのでしょうか。ここではどのような状態のときにコンセントの修理が必要なのか、詳しく解説していきます。

コンセント内部に異物が混入している状況

コンセントの内部に異物が混入しているときは、修理が必要な状況といえるでしょう。コンセントの内部に異物が混入していると、プラグを奥まで差し込むことが不可能です。無理やり差し込もうとすると、感電する危険性も伴います。

コンセントの内部に異物が混入していることを発見し、自分で取り除こうとすると火災や感電の原因になります。自分で取り除こうとせず、業者に依頼するようにしてください。

コンセントが固定されていない状況

プラグをコンセントに差し込もうとしても、ゆるく固定されない状態のときは修理が必要です。日常的にプラグを抜き差ししていると、どうしてもコンセント側がゆるくなってしまうことがあります。

そのまま使い続けると、接触不良を起こしてしまう可能性があり火災に繋がる可能性があります。ゆるくなる要因として、コンセント内部にある部品の金属が経年劣化したために起こる現象であり、自分で修理はできません。

他にもコンセントがぐらついていたり、へこんだりしていても修理が必要な状況です。専門業者に点検を依頼し、修理が必要であればそのまま依頼しましょう。

ショートした状況

ブレーカーが落ちたときは、部屋のコンセントがショートした可能性があります。さらにはコンセントが変形しているときや焦げているとき、焦げた臭いがしたときもショートしている可能性が高いでしょう。

ショートしたコンセントに触れることは危険な行為なので、控えてください。ショートしたと気づいたら、すぐにブレーカーを下げ、業者にコンセントの修理を依頼しましょう。

コンセントがショートする要因の1つとして、コンセントの周りにあるホコリが挙げられます。コンセントの周りはどうしてもホコリが溜まりやすく、日頃から気にかけ綺麗にしておくことがポイントです。

コンセントを修理する前の確認事項

コンセントを修理する前の確認事項

コンセントの修理をする前に、本当にコンセントが壊れたのか確認するようにしましょう。確認せずに業者を呼んでしまい、実はコンセントは壊れていなかったというケースも存在します。

業者を誤って呼ぶことを防ぐために、ここではコンセントを修理する前の確認事項について紹介します。

数回試してみる

1回コンセントにプラグを差し込んで、電化製品が使えなくてもすぐにコンセントの修理が必要なわけではありません。本当に壊れているのか確認するためにも、数回試してみましょう。

数回試すときも、違う電化製品で試すことをおすすめします。コンセントが壊れているのか、それとも電化製品が壊れているのか判断できます。

ブレーカーの確認

コンセントが反応しないときは、ブレーカーを確認するようにしましょう。ブレーカーが上がっているか、下がっているかで、コンセントが壊れているのかそれとも壊れていないのかが判断できます。

ブレーカーが上がっているときは、コンセントが壊れていると判断できるでしょう。ブレーカーが下がっているときは電気を使いすぎてショートしたケースが考えられます。

ショートしたときは、コンセントが壊れているのかそれとも電化製品が故障したのかの2通りが考えられます。コンセントが反応しないときはまずはブレーカーを確認し、その後にコンセントなのか電化製品なのか判断するようにしましょう。

別のコンセントで電化製品を使用してみる

上記でも触れたように、コンセントが反応しない場合は、コンセントが壊れているのか電化製品が故障しているのか判断が難しいです。

コンセントが壊れているのか判断するために、別のコンセントを使用して電化製品が故障しているのか判断するようにしましょう。別のコンセントを使用して電化製品が反応したときは、コンセントが壊れているということです。

コンセントの修理は自分でできる?

コンセントの修理は自分でできる?

コンセントが壊れていて修理が必要なとき、自分で修理することは可能なのでしょうか。ここでは、自分でコンセントを修理できるのかについて解説していきます。

コンセントを修理するには資格が必要

コンセントが壊れても自分で修理できません。コンセントを修理するのならば、「電気工事士」という資格が必要です。

コンセントの内部には配線が複雑に繋がっているため、専門的な知識が必要です。専門的な知識がなければ、感電の危険性も伴います。

修理だけではなく、コンセントの交換にも「第二種電気工事士」という資格が必要になります。コンセントの修理や交換が必要なときは、必ず業者に依頼するようにしましょう。

コンセントのカバーのみ交換できる

前述でコンセントの修理には「電気工事士」の資格が必要だということに触れましたが、自分でも対応できるケースも存在します。それはコンセントのカバーの交換です。カバーの交換のみ自分で修理できます。

コンセントカバーが割れてしまったり、汚れてしまって交換したいときは自分で交換できるので挑戦してみてください。感電を防ぐために、コンセントカバーの交換をするときはブレーカーを下げるようにしましょう。

コンセントのカバーの交換は以下の通りです。

  1. 感電防止のためブレーカーを下げる。
  2. 既存のカバーを外すために、固定しているネジを外す。ネジで固定していないタイプのカバーならば、マイナスドライバーを差し込んで持ち上げるようにすれば外すことができる。
  3. 新しいカバーを取り付ける

新しいカバーを取り付けるときには、ネジで固定するコンセントカバーの場合は均等に締め付けるようにしましょう。

コンセントの修理はどこに依頼すれば良い?

コンセントの修理はどこに依頼すれば良い?

コンセントカバーは交換できるものの、修理は専門的な業者に依頼しなければいけません。しかし、どこの業者に依頼すれば良いのかわからない人も多いことでしょう。

ここではコンセントの修理の依頼先を4つ紹介します。ぜひ参考にしてください。

大手家電量販店

大手家電量販店でもコンセントの修理を依頼できます。全国展開をしている大型家電量販店でも、コンセントの修理を依頼できるのは嬉しいですよね。店舗独自の保証内容も付いている点も魅力的です。

注意点としては、コンセントの修理を対応している店舗は限られています。依頼するときは、事前に近くの店舗にコンセントの修理を扱っているのか確認してから依頼するようにしましょう。

個人経営の電気屋

個人経営の電気屋でもコンセントの修理を依頼できます。大型家電量販店は比較的修理を依頼してから日数を要す傾向がありますが、個人経営の電気屋ではすぐに対応してくれるでしょう。

注意点としては、個人経営なので技術力が満たない電気屋も存在します。また部品が中古であったり、メーカー保証が使えないこともあります。

加えて悪徳業者も存在し不当な金額を請求してくることもあるので、コンセントの修理を依頼するときは信頼できる個人経営の電気屋にしましょう。

悪徳業者であるのか見極めるためにも個人経営の電気屋に依頼する前には、事前にHPや口コミを確認するようにしてください。加えて、見積書を依頼することもポイントです。

大手電力会社

大手電力会社によっては、電気関係をサポートしてくれるグループ会社が存在し、そのグループ会社がコンセントの修理に対応してくれるケースもあります。

例えば東京電力の場合は、「東京電力エナジーパートナー」が該当します。電力会社のプロが対応してくれるので、安心して依頼できるでしょう。また契約者限定価格で利用できることもあります。

サポート体制も充実しており、24時間365日に修理の受付をしてくれる点も魅力的ですよね。デメリットの部分として、個人経営の電気屋のような即日対応はしないケースが多いのですぐに直してほしいときは注意しましょう。

ホームセンター

一部店舗であるものの、ホームセンターでもコンセントの修理を依頼できます。ホームセンターは比較的に店舗に足を運びやすいので、気軽に依頼できるでしょう。

注意点として、店舗によっては不慣れな修理担当者がいる点が挙げられます。またホームセンターは修理を専門としていないので、修理依頼をする窓口の担当者が知識がないという懸念もあります。

その点を注意しながら、ホームセンターに依頼するようにしましょう。

コンセントの修理の費用は?

コンセントの修理の費用は?

コンセントの修理を業者に依頼するとき、気になるのは費用についてではないでしょうか。ここではコンセントの修理にかかる費用の相場について、詳しく解説していきます。

コンセントの修理にかかる費用は?

コンセントの修理を業者に依頼したときにかかる費用の相場は、修理内容によって異なります。

  • コンセント交換・修理 3,500円~10,000円
  • 配線の交換・延長 5,000円~15,000円
  • コンセントのカバーの交換 2000円~

少しでも費用を抑えたいのならば、コンセントのカバー交換は自分で行うのも良いでしょう。上記で紹介した料金は、1つのコンセントの修理費用になります。2つ以上の修理を依頼するときは、追加料金が発生します。

2つ以上の修理が必要であれば、割引を行ってくれる業者もあるので事前に確認するようにしましょう。他にもコンセントの状況によっては、追加料金が発生するときもあります。その点も考慮して業者を選ぶようにしましょう。

比較的安い傾向にあるのは、個人経営の電気屋とホームセンターです。しかし前述でも触れましたが安価を売りにして後で不当な高額請求をする業者もいるので、安さだけを理由に業者を選ばないようにしましょう。

見積書を複数の業者から出してもらうなど、対策を行うようにしてください。

コンセントの修理費用には出張費も発生する

コンセントの修理費用には出張費用も発生します。相場は10,000円〜15,000円です。駐車場に停めないといけないときは、駐車料金を請求される可能性もあります。業者ごとに出張費も異なるので確認するようにしましょう。

出張費がかかる以外にも、大手家電販売店と大手電力会社に修理を依頼すると仲介手数料が発生します。大手家電販売店と大手電力会社はコンセントの修理を依頼がくると、下請け企業に発注するからです。

少しでも費用を抑えたい人は、大手家電販売や大手電力会社よりも、個人経営の電気屋か、もしくはホームセンターに修理を依頼してください。

コンセントの修理は自分ではできない!専門業者に依頼しよう

この記事ではコンセントの修理について解説しました。コンセントがゆるんでいたり、電気を使いすぎてショートしたときは、コンセントを修理しなければいけません。放置してしまうと、発火の危険性が伴います。

また修理するのならば、業者に依頼しましょう。この記事を参考に、大手電力会社や個人経営の電気屋など自分に合った修理業者を選ぶようにしてください。

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