玄関に人感センサーは後付けできる?後付け方法を徹底解説!

玄関に人感センサーは後付けできる?後付け方法を徹底解説!

本コラムの見出し

人の動きに反応して作動する人感センサーは、玄関に付けておくと暗闇でも鍵などを探すことでき、加えて防犯に効果があります。

便利な人感センサーを玄関に取り付けたいと思っても、後から付けることが可能なのか疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、玄関に人感センサーを後付けする方法について解説します。自宅で簡単にできるやり方から、業者を呼ばないと難しいやり方まで詳しく解説するので参考にしてください。

人感センサーとは?

人感センサーとは?

人感センサーとは、人に反応して作動するセンサー全般を指しています。人感センサーの種類もさまざまで、音によって反応する「音感センサー」や超音波を使って感知する「超音波センサー」があります。

一般的に家庭でよく使用されているのが、赤外線によって人の動きを感知する「赤外線センサー」でしょう。「赤外線センサー」は人が発する赤外線を感知し、作動する仕組みになっています。

玄関に人感センサーを後付けできる?

玄関に人感センサーを後付けすることは可能です。自分で簡単に後付けする方法もあれば、業者に電気工事を依頼する方法もあります。

玄関に人感センサーを後付けしたいのならば、人感センサーの設置箇所と種類を明確にすることがポイントです。

自分で玄関に人感センサーを後付けする方法

自分で玄関に人感センサーを後付けする方法

費用を抑えたい人におすすめなのが、自分で玄関に人感センサーを後付けするやり方です。無資格であっても簡易的なやり方で人感センサーを後付けすることが可能なのです。

ここでは自分で玄関に人感センサーを後付けできるやり方を3つ解説するので、ぜひ参考にしてください。

人感センサーが内蔵している電球

人感センサーを後付けできるやり方として、簡易的にできるのが人感センサーが内蔵している電球に交換することです。パナソニックやコメリ、ダイソーなどのさまざまな企業が人感センサー型の電球を販売しており、種類も豊富です。

電球の費用も1,000円から3,000円とお手頃な点も魅力的。注意点として、電球の口径を確認してから購入するようにしましょう。電球の口径はE17とE26の2パターンです。

自宅の口径がどのサイズなのか確認してから購入することをおすすめします。

人感センサーが内蔵している照明器具

現在使用している照明器具を、人感センサー内蔵型の照明器具に交換すれば、簡易的に後付けられます。人感センサー付きの照明器具は電球タイプと同様に、さまざまなメーカーから販売されており、種類も豊富です。

費用も比較的安価で、3,000円程度から購入できる点も魅力的です。ただし注意が必要なのは、ダウンライトタイプの場合、無資格者による交換はできないということです。

ダウンライトを交換する際には、配線の取り扱いが必要になるため、専門的な知識が求められます。安全のためにも、必ず業者に依頼しましょう。

一方、シーリングライトは比較的簡単に交換できるため、無資格者でも取り扱いが可能です。交換の際は、必ずブレーカーを落としてから作業を行ってください。ブレーカーを落とさずに交換すると、感電の恐れがあるため非常に危険です。

コンセント式人感センサー

玄関の周辺にコンセントがあるのならば、コンセント式人感センサーもおすすめです。コンセントに差し込むだけで、簡易的に人感センサーを後付けできます。

コンセント式なら、電球が切れる心配もなく防犯としても効果的です。コンセント式人感センサーも種類が豊富で、費用も1,000円からとお手頃価格で購入可能な点も魅力的ですね。

資格が必要な人感センサーの後付け方法

資格が必要な人感センサーの後付け方法

簡易的に後付けが可能な人感センサーもあれば、工事が複雑で電気工事士でなければ取り付けることさえ不可能な後付けのやり方も存在します。ここでは、資格を有する人感センサーの取り付け方法について解説します。

人感センサースイッチを取り付ける

人感センサースイッチとは人感センサーとスイッチが一体になっているものを指しています。スイッチに熱線センサーが付いており、人を感知すると照明器具が点灯する仕組みです。

人感センサースイッチは壁に後付けするため壁に穴をあけ、配線工事を行う必要があるため電気工事士の資格が必要になります。

無資格者は取り扱えないので、人感センサースイッチを後付けしたいのであれば専門的な知識をもったプロに頼むようにしましょう。

人感センサーを天井に付ける

人感センサーを新たに天井に後付けしたいのであれば、資格を保有しているプロに頼まなければいけません。天井に人感センサーを後付けするためには、配線の切り離しや接続が必要になるため、業者に頼みましょう。

玄関に人感センサーの後付けを依頼できる業者は?

玄関に人感センサーの後付けを依頼できる業者は?

配線の接続や切り離しが必要な後付けのやり方だと、電気工事士の資格を保有している業者に頼まなければいけません。では一体どこに頼めば良いのでしょうか。

ここでは、玄関に人感センサーを後付けを頼むことが可能な業者について具体的に解説します。

個人経営の電気屋

自宅近所やマッチングサイトなどで見つけた、個人経営の電気屋は玄関に人感センサーの後付けを頼むことが可能です。電気業者は電気工事士の資格を保有しており、専門的な知識をもったプロなので安心して任せることが可能です。

注意点は、個人経営の電気屋を選ぶときはHPなどで実績が記載されている業者を選びましょう。人感センサーの後付けは複雑であり、経験が乏しい業者に頼むと誤った工事を行う可能性もあります。

また、悪徳業者に騙されないようにすることも大切です。工事をした後に不当な高額請求をする業者もいるので、トラブルを防ぐために事前に口コミなどを確認し信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

ホームセンター

ホームセンターでも人感センサーの後付けを頼めます。例えば、コーナンでは「コンビニサポート」というサービスを導入しており、電灯やスイッチの交換から家具の組み立てまで気軽に頼めます。

注意点はホームセンターの店舗によっては対応していないケースもあるので、ホームセンターに後付けを頼むときは事前に確認しましょう。

家電量販店

家電量販店でも、人感センサーの後付けを頼めます。例えばエディオンでは、さまざまな施工サービスを行っています。

取り扱っていない店舗もあるので、家電量販店に人感センサーの後付けを頼むときは事前に確認するようにしましょう。

リフォーム会社

リフォーム会社でも人感センサーの後付けを頼むことが可能です。特に屋外の玄関に人感センサーを置きたいときは、リフォーム会社に頼むことをおすすめします。正しい置き方で後付けをしてくれるでしょう。

正しい設置場所についての知識もあるので、相談するのもおすすめです。注意点はリフォーム会社に頼むときは電気工事士の資格を保有しているか確認するようにしてください。

リフォーム会社によっては電気工事士の資格を保有している人がいないため、人感センサーの後付けを頼むことが難しいケースも存在します。

またリフォーム会社に頼むときは個人経営の電気屋と同様に、事前に実績があるのか、口コミの評価は高いかなども、しっかりと確認するようにしてください。

玄関に人感センサーを後付けするメリット

玄関に人感センサーを後付けするメリット

続いて、玄関に人感センサーの後付けしたときのメリットについて紹介します。

スイッチの場所を探さなくて良い

玄関に人感センサーを後付けすれば、スイッチの場所を探す必要がありません。例えば荷物で両手がふさがっていても、センサーが反応すれば自動で照明器具が点灯します。

また玄関に人感センサーを後付けすれば、暗闇でも家の鍵を容易に探すことができスムースに家に入れます。

節電になる

玄関に人感センサーを後付けすれば、節電になります。玄関に人感センサーの後付けすれば、ついしてしまう消し忘れを防ぐことが可能です。特に、付けっぱなしにしがちな子供がいる家庭にもおすすめです。

さらに節電を行いたいのであれば、LEDの照明を使用すると良いでしょう。LEDは光の質が高い一方で、エネルギーの消費量を約80%削減できます。長く使用できる点も魅力的ですね。

省エネ性能が高いLEDと人感センサーを組み合わせば、より効果的な節電になるでしょう。

防犯になる

屋外の玄関に人感センサーを後付けすれば、防犯になります。不法侵入が多い昨今、防犯の強化が各家庭で必要です。

人感センサーを後付けすることで、セキュリティー対策を行っている家庭と不審者に印象を与えられます。その結果、不審者は人感センサーを付けている家庭に近づかなくなるでしょう。

玄関に人感センサーを後付けするときの注意点

玄関に人感センサーを後付けするときの注意点

玄関に人感センサーを後付けするメリットがある一方で、注意点も存在します。ここでは、玄関に人感センサーを後付けするときの注意点について解説します。

費用が高い

玄関に人感センサーを後付けすると、方法によっては費用が高くなります。特に専門の業者に頼む後付け方法だと費用が高くなる傾向が強いです。

少しでも費用を抑えるために、業者に玄関に人感センサーの後付けを頼むときは見積書の作成を依頼するようにしましょう。複数の業者に見積書の作成を依頼することで、どの業者が安いのか把握できます。

また見積書の作成を依頼することで、悪徳業者からの不当請求を防げます。悪徳業者から騙されないようにするためにも、見積書の作成を依頼しましょう。

誤作動が発生する

玄関に人感センサーを後付けすると誤作動が発生する可能性があります。設置場所によっては人感センサーの誤作動が起こりやすく、特に屋外では直射日光が当たる場所によって人の動作に反応しないケースも発生します。

誤作動の発生を防ぐためにも、玄関に人感センサーを後付けするときは設置場所を十分考慮してから業者に頼むようにしましょう。設置場所に困ったときは、業者に相談すると適切な設置場所を教えてくれます。

賃貸物件の場合は管理会社の確認が必要

賃貸物件で玄関に人感センサーを後付けするときは、管理会社の確認が必要です。賃貸物件の場合、基本的に管理会社の許可なく玄関の天井に人感センサーを後付けしたり、壁に人感センサースイッチを後付けしてはいけません。

賃貸物件で玄関に人感センサーを後付けしたいのであれば、管理会社に確認するようにしましょう。許可が得られないときは、自分で簡単にできる方法で人感センサーを後付けしてください。

人感センサーの種類

人感センサーの種類

最後に人感センサーの種類について解説します。屋内に向いている人感センサーと屋外に向いている人感センサーについて解説するので、参考にしてください。

直結タイプ

直結タイプは、電気配線に直接接続して使用する人感センサーのタイプです。直接接続されていることから、安定した電力を供給できます。長時間向きのタイプです。

コンセントタイプ

コンセントに直接差し込んで使用するタイプです。玄関周りにコンセントがある家庭にはおすすめのタイプです。電球の寿命を気にすることがないため、長期的に使用できるでしょう。

ソーラータイプ

太陽の光をエネルギー源として利用し、充電することで人感センサーが作動するタイプです。屋外の玄関に設置することで活躍できます。配線が不要であるため、簡単に後付けできるでしょう。

加えて、太陽光がエネルギーのため、電気代もかかりません。節電対策にも効果的なタイプです。

バッテリータイプ

バッテリータイプは充電をすれば使用できます。電源がない場所でも人感センサーを使用することが可能です。一方で、充電が必要なため長時間使用できません。

玄関に使用するにはあまり向かないタイプでしょう。

玄関に人感センサーを後付けして快適な暮らしを目指そう!

玄関に人感センサーを後付けする方法は、自分で簡単にできる方法と業者に頼んで後付けしてもらう2パターンです。壁に人感センサースイッチを後付けしたいときや天井に新たに人感センサーを後付けしたいときは業者に頼みましょう。

玄関に人感センサーを後付けすると暗闇でもスムーズに探すことができ、さらには防犯にもなりメリットも多いです。玄関に人感センサーを後付けすれば、今よりもさらに快適な暮らしを手に入れられます。

この記事を参考に、玄関に人感センサーを後付けして今よりも快適な暮らしを手に入れましょう。

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